専門学校の夏休みで有意義な過ごし方

普段は忙しい専門学生も、夏休みになると少し肩の力を抜いて過ごすことができるでしょう。しかし、忙しかった反動で、逆にどう過ごしたら良いか分からないと悩む人も多いのではないでしょうか?そこで、私が専門学生時代にどのような過ごし方をしてきたのか、その体験談を紹介します。

夏休みに何をしようかと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


短期アルバイトでしっかり稼いだ

夏休みの時期になると、学生をターゲットに様々な短期アルバイトの募集が行われます。海の家やプールのスタッフなど、この時期ならではの仕事がたくさんありました。私が住んでいた地域では、時給は大体800円程度だったのですが、短期ということもあり、どこも1,000円オーバーで非常に魅力的でした。

暑い夏に外に出るのは嫌だったので、私はデパートで行われるイベントスタッフの仕事をやりました。地方営業に来る芸能人ために、ステージの準備や受付を行ったり、物産展の準備をしたりなど、とても忙しく働いていたことを覚えています。

一番大変だったのは、迷子に遭遇したときです。持ち場を離れるわけにもいかず、だからと言って迷子を放置するわけにもいかなかったため、どうしたら良いものかとよく困ったものです。結局は、近くにいたスタッフに助けを求めてなんとか解決しましたが、夏休みで子供連れのお客さんが多かったため、迷子のトラブルは後を絶ちませんでした。

そんな苦労を乗り越え、1ヶ月で正社員並みの給料を稼ぐことができたので、頑張って良かったという達成感でいっぱいでした。

オープンキャンパスの手伝いをした

毎年夏の時期には、翌年の生徒募集のためにオープンキャンパスが行われます。私が通っていたのは料理・製菓の専門学校だったため、オープンキャンパスでは実習を行うのが決まりとなっていました。調理クラスでは、オムライスやステーキ丼を作り、製菓・製パンクラスでは、夏らしいゼリーや人気の高いメロンパンを作ったりしたのですが、その準備を在校生が行わなければならなかったのです。

もちろん、全員というわけではなかったため、名乗りを挙げる人は少なかったのですが、私はせっかくの機会だと思って積極的に手伝うようにしました。1年目の調理クラスのときは、高校生たちの前で恥をかかないようにと、何度も半熟オムレツの練習をしましたし、2年目の製菓・製パンクラスのときは、すべての材料を計測しておくのに時間がかかり、非常に大変だったのをよく覚えています。

しかし、そのかいあって、多くの高校生たちに楽しんでもらうことができましたし、自分自身の技術向上にもなって良かったと思っています。授業とは違う形で食に携われて、有意義に過ごすことができました。

実家に帰った

夏休みは短期アルバイトをしていたこともあり、あまり自由な時間がありませんでしたが、暇を見つけて実家に帰りました。隣の県だったので、やろうと思えば日帰りも可能でしたし、自分自身夏休みまで自分で家事をするのが嫌だったからです。

ほんの数ヶ月実家を離れていただけですが、こうして長期休暇を使って実家に帰ってみると、非常に懐かしい気分になりました。家族も歓迎してくれましたし、老人施設で過ごす祖母も嬉しそうな顔で迎えてくれました。そんな家族の温かさを感じると、実家に帰るというのは大切なことだなと思わされます。

私のように、夏休み中に実家に帰省している友達も多かったので、久しぶりに集まって遊んだりもしました。それぞれの学校の話に花を咲かせたり、将来のことを真剣に語り合ったり、とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。

交通費を考えると頻繁に帰省することはできませんが、心身ともにリフレッシュできたので、これからも頑張ろうという気持ちになれました。

もっと友達と遊んでおけば良かった

夏休みは、比較的有意義に過ごすことができたと自負していますが、大人になってみると「もっとこうしておけば良かった」と後悔することもたくさんあります。そのうちの1つが、友達と遊んでおけば良かったということです。

実家に帰省した際、地元の友達と遊んだことはありましたが、同じ専門学校の友達と会ったり、旅行を楽しんだりしたことはなかったのです。そのため、友達との写真もほとんど持っていません。大人になって仕事漬けの毎日を過ごすようになってから、もっと遊んでおけば良かったという後悔をしました。

実際に、大人になってから地元に帰った私は、専門学校時代の友達とほとんど会えていません。次はいつ会えるのだろうか、というほど遠い存在になってしまったので、遊べるときに遊んでおくのは本当に必要なことなのだと感じました。

よく、アルバイト先の大人たちに「若い頃は借金をしてでも遊んだ方が良い」と言われてきましたが、その意味が大人になって初めて分かりました。専門学校に2年間通いましたが、その間の夏休みで友達と遊んだのはほんの数回です。

旅行には1度も行きませんでしたし、遊んだと言ってもランチに行く程度でした。大人になったら時間が合わず、もっと会えなくなるので、学生のうちから友達としっかり遊んでおくのは大切だと痛感しています。

自分のためにお金も時間も使えば良かった

特別お金に困っていたわけではありませんが、私はもとから貧乏性な性格です。当時、私は実家からの仕送りで生活し、足りない分はアルバイトで稼ぐという生活でした。お金に困っていなくても「お金がないから」と言うのが癖になってしまい、自分のためにお金を使ってこなかったのです。

大人になって、仕事をし、余裕ができてから自分のために使えば良いと思っていました。しかし、実際に大人になると、仕事の毎日で自分に使う時間などほとんどありません。また、結婚すればお財布は夫婦共通のものになりましたし、子どもが生まれて余計にお金に余裕などなくなりました。

大人になってから、本当に自分の時間もお金もなくなったことに気づき、今更「もっと若いうちに使っておけば良かった」と後悔しています。専門学校は、基本的に毎日が忙しく、大学と違って4年も通わないため、たった2年間で基礎をすべて叩き込まなければなりません。

そのため、休み以外の日は朝から夜まで学校でしたし、頻繁にある実技・筆記試験のために必死でした。唯一肩を休められる長期休暇中に、自分のために時間もお金も使えなかったのは、今だからこそ分かる後悔です。

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