専門学校の志望動機の書き方とポイント

専門学校への入学試験で多い作文試験の内容に志望動機があります。また、面接でも志望動機を聞かれることは多く、志望動機を一度文章にして作成しておくことはとても大切なことです。そこで、専門学校の志望動機の書き方とポイントを解説します。

専門学校を目指す人や専門学校を目指している子供や生徒を持つ人は、ぜひ参考にしてくださいね。

自己分析は一番初めに時間をかけて行おう

志望動機を書くことは自分自身と向き合うための良い機会です。自分がこれまでどのようなことを考えてきたのか、どのようなことが好きでどのようなことが苦手なのかを自分と徹底的に向き合うことで、真の志望動機が見えてきます。

自分自身と向き合うといっても何をすればよいのかわからないという人もいるかもしれません。そのような時は、何でも良いので自分について思い浮かぶことをどんどんと書き出していきましょう。長所や短所、好きなこと嫌いなことなど何でも大丈夫です。

また、自分らしいと思えるようなエピソードなども思い出せるだけ書き出していきます。書き尽くした後に、それらを見てみると、何らかの共通点が見つかるでしょう。その共通点から志望動機につなげられそうなキーワードを見つけます。

例えば、医療系の専門学校を目指す人の場合、書き出したキーワードに「おしゃべりが好き」「優しい」などがあれば、それらをつなぎ合わせることで志望動機とすることができます。自己分析は、志望動機の中心となる部分を書くために必要な作業になるので、一番初めに時間をかけて丁寧に行うことが大切です。

志望する専門学校の教育方針や理念を徹底的に知ろう

どんなに良い志望動機が書けても、その内容が志望する専門学校の教育方針や理念と合わなければ不合格になる可能性があります。極端な例でいえば、キリスト教系の専門学校の志望動機として「仏教の精神を学びたい。」と記載してしまうような場合があります。

専門学校側にも「こんな生徒に来てほしい。」「こんな生徒を育てたい。」という希望があります。そのことを知るためには、専門学校の学校案内やパンフレット、ホームページ等から情報収集をすることが大切です。学校案内やホームページには、志望動機に盛り込める情報の宝庫です。

志望動機で具体的にその専門学校の魅力や学んでみたいことなどを述べることができれば、「この人は、この学校のことをきちんと調べている。」と好印象を抱いてもらうことができるでしょう。逆に、無難なことや当たり前のことばかり書き連ねていると「この人は、どこの学校でも受かればいいのかな。

」と思われてしまうかもしれません。特に、教育方針や理念はしっかりと調べておかないと、いざ合格して入学した後に、自分自身がギャップを感じる可能性もあります。入学試験合格の為だけでなく、合格後の自分のためにも調べることが大切ですね。

実際に、オープンキャンパスなどに出向いて学校の雰囲気を感じたり、先輩の話を聞いたりする機会を設けることも効果的ですよ。

体験談や具体的なエピソードを盛り込もう

専門学校の担当者は、毎年たくさんの志望動機を読むことになります。マニュアル本を参考にした内容や、ありきたりの言葉を並べただけの志望動機は見飽きてしまっています。逆に言えば、オリジナリティのある志望動機は、多くの志望動機の中でもひときわ目にとまりやすく、高い評価をもらえる可能性があります。

オリジナリティにあふれる志望動機を書くのに必要なのは文章力だけではありません。体験談は自分だけにしかないまさにオリジナルの物です。他の人には決して真似することができない体験談やエピソードを志望動機に盛り込むことで、一気に志望動機にオリジナリティを加えることができます。

また、具体的な体験談やエピソードを盛り込むことで、志望動機に説得力をもたせることも可能になります。例えば、コンピューター関係の専門学校を目指す場合、単に「コンピューターが好きだから。」という理由だけではありきたりすぎて、多数の志望動機に埋もれてしまいます。

ですが、そこに「小さいころ父親とロボット制作をしたところから、コンピューターに興味を持つようになった。」というエピソードを入れるだけで他の人には真似ができない志望動機が完成します。

どんなことを学び卒業後どのような進路をとりたいのかを書こう

志望動機には、ただ単に入学したいという熱意を書くだけでなく、もし合格して入学が出来たら具体的にどんなことを学びたいのかということを書くことがポイントです。学びたいことは具体性があればあるほど、相手に伝わりやすく評価が高くなるでしょう。

例えば、看護系の専門学校志望で単に「看護について学びたいです。」と書くよりも「看護の中でも小児看護について学びたいです。そして、将来は小児科の看護師になりたいです。」という風に書けばより具体性が高くなります。

在学中に学ぶことだけでなく、卒業後のことまで一連した流れで考えているということをアピールすることが大切です。また、専門学校在学中に学べることは学校での学びだけではありません。ボランティア活動やサークル活動を通して学べることもたくさんあります。

上記の例でいえば、「小児科の看護師になるために、難病の子供と遊ぶボランティアを経験したいです。」というような意気込みを書くと本気度が伝わりやすくて良いですよ。

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文章を書く時のルールに従って書こう

志望動機を書くときは、最低限の文章作成のルールに気を付けることがポイントです。どんなに内容が良い志望動機でも文章のルールが守られていなければ、読んでさえもらえないこともあるからです。まず、気を付けたいことは誤字と脱字です。

誤字脱字の多い文章は、丁寧さに欠けると判断されたり、意味が誤って伝わってしまったりするリスクがあります。志望動機を書き上げた後は、面倒でもしっかりと見直しをして誤字脱字に気を付けましょう。漢字で迷うことがあれば、必ず辞書などで調べてから正しい漢字を使用するようにしましょう。

また、専門学校によって、書き方のルールが指定されている場合はそれに従うようにしましょう。多いルールとして縦書きか横書きの指定があります。この指定を間違えると、それだけで不合格になることがあるので必ず要項をしっかりと読み込むようにしましょう。

さらに、文末指定も間違えることが多いルールです。「で・ある調」なのか「です・ます調」なのかを指定されている場合は確認が必要です。指定がされていない場合は、文末表現を混在させるのではなくどちらかに統一させなければいけません。