専門学校の入試方法やポイントを知ろう!

専門学校は大学に比べて、入試が受かりやすいと考えがちです。しかし、しっかりと受験対策をした方がいいでしょう。専門学校の入試方法には、どのようなものがあるのでしょうか。また、合格後にやっておいた方がいいことを知っていると、入学後に役立ちます。

これから、専門学校の入試について、種類やポイントをご紹介しますので参考にしてみてください。


専門学校の入試には、どのような特徴がある?

専門学校の入試は、各系統や所在地で選考方法や募集方法が異なります。独自に特待生制度を採用している専門学校もあり、それぞれの学校ごとに調べることが大切です。専門学校の入試方法には、「推薦入試・AO入試・一般入試」の3種類があります。

一般的には、募集の時期が異なり、最初にAO入試を実施する専門学校が多いでしょう。その後、推薦入試を行ってから、一般入試になります。専門学校では、その分野に特化した授業や実習が多く、それに適した学生を集めるために、AO入試や推薦入試で将来性のある学生を合格させてから、一般入試を行っています。

また、専門学校の入試では、推薦入学を多く採用しており、約9割の専門学校が、AO入試や推薦入試を実施しています。そのため、専門学校は推薦入試で合格できる可能性が高く、推薦入試やAO入試で合格させる人数を決めていないところも少なくありません。

もし、推薦入試などで多く合格させた場合は、一般入試の中止や募集人数を減らす場合もあるのです。例えば、専門学校の一般入試は、「A日程・B日程・C日程」など、複数回が設定されていますが、定員になり次第募集を終了するので、最終日に受験しようと思っていても、受けられないこともあります。

専門学校の願書受付は、通常10月1日頃から始まります。ただし、専門学校によっては、6月頃から始まるので注意しましょう。また、大学では入試に合格した時点で、入学金や学費などを支払うことが多いですが、専門学校では大学や短期大学と併願することを想定し、入学金や学費の延納もしくは辞退後の返還制度を設けているところもあります。

専門学校の推薦入試とは?

専門学校に入学する場合、多くの人が推薦入試を受けています。推薦入試には自分で応募する「公募推薦」、高校に指定の枠を設けている「指定校推薦」があり、どちらも高校に推薦状を書いてもらうことが必要です。よって、成績や生活態度・部活動・保有資格などが影響します。

例えば、ボランティアなどの学外活動は、高評価になりやすいでしょう。公募推薦と指定校推薦のどちらも、基本的には専願入試です。専願とはその1校のみに絞っていることで、「合格したら入学します」と約束するような制度になります。

専願にすることで、その1校に向けた受験対策ができるでしょう。推薦入試の試験内容は、書類選考と面接試験・小論文などになります。専門学校によっては、実技試験や学科試験もあるので、それぞれの学校を調べることが必要です。

書類に記載された成績は、高校ごとに評価が異なるため、推薦で重要視しているのは、成績よりもその人の人柄です。部活動や資格取得・行事などで頑張っている様子が伝わると、好印象になることがあります。さらに、推薦入試では、その学生が学校の専門分野に合いそうかなどを見ています。

その他にも、質問への受け答えやコミュニケーション能力なども評価しているため、面接試験の対策に力を入れることで、合格の可能性が高まると言えるでしょう。また、一般入試にはなく、推薦入試で行われるのが小論文です。

小論文は作文とは違い、与えられたテーマに関して意見や理由を論述していきます。テーマやキーワードのみ提示される「テーマ型」、課題文章を読ませる「課題文型」、資料を参考に論述する「データ型」などがあり、それぞれの書き方を習得しなければなりません。

加えて、医療系や保育系・教育系などは、その分野に特化した内容を論述することが多いです。よって、ある程度の専門知識があると、小論文を書く時に役立ちます。

専門学校のAO入試とは?

AO入試とは、厳しい審査をして専門学校が求める学生を合格させる方法です。AOとは「アドミッションズ・オフィス」を略しています。人間性や意欲・適性などを評価して、条件に合った学生を合格させているのです。AO入試では、高校からの推薦状は必要ありません。

受験資格の条件を満たしていれば、誰でも出願することができます。AO入試では、書類選考や面接を複数回行うことが多いです。また、合格しても、入学前課題の提出やオープンキャンパスへの参加が条件になることもあります。

AO入試では最初にエントリーをして、その後に正式出願となりますが、エントリーは6月頃から始まり、8月頃に正式出願をします。試験は書類選考と面接・小論文を中心に行いますが、専門学校によっては実技試験を行い、その結果を重要視することもあります。

専門学校の一般入試とは?

一般入試は、その年に専門学校へ合格するための最終手段になります。AO入試や推薦入試で合格できなかった場合は、一般入試を受けなければ入学できません。試験内容は書類選考と面接・学科試験になります。一般入試では、学科試験の成績が大きく影響するでしょう。

学科試験は、高校で学んだことだけでなく、一般常識や時事問題・その専門に特化した基礎的内容が出されます。また、科やコースによっても、試験の内容が異なることもあるので、注意が必要です。例えば、普通コースでは書類と面接のみ、特別コースは書類と面接・学科試験と決まっているところもあります。

なお、特別コースに不合格でも普通コースに入れることもあるので、それぞれの専門学校ごとに調べておくといいでしょう。

専門学校の夏休みで有意義な過ごし方

合格後にやっておくといいことを知ろう!

AO入試や推薦入試で合格すると、入学前課題が出ることもあります。これらは、専門学校で学ぶ内容の予習になるので、しっかりと取り組むようにしましょう。また、一般入試で合格した人でも、入学前自己課題をすることがおすすめです。

専門学校に問い合わせをして、推薦入試などで合格した人に出した課題を聞いてもいいでしょう。内容を教えてもらうことができたら、同じ内容の課題に取り組むことで、推薦入試合格者と、スタート地点で差が付くことを回避することができます。

さらに、専門学校は特定の分野に特化していることが多いので、それに関する資格の勉強や資格取得試験を受けてもいいでしょう。